歯は一生モノの大切な体の一部です。
今回は歯の健康を保つための良い歯医者さんの見分け方の話です。
歯医者の定期検診を6年以上続けた実体験から、上手い歯医者さんと下手な歯医者さんの見分け方を解説します。
歯科医院選びを間違えなければ、たいていの場合は上手い歯医者さんにあたります。
しかし残念ながら下手な歯医者さんにあたってしまうことも、たまにはあります。
その見分け方と対処方法をお伝えします。
良い歯医者さんとは
良い歯医者さんは口内や歯の治療・施術をするときに痛みが少ない、あるいは痛くないです。
理由は口内や歯をおそるおそる、丁寧に扱ってくれるからです。
重度の虫歯や抜歯の場合は痛みを伴うのはしかたありません。
しかし定期検診や軽度の治療であれば痛みは少なくすませることはできます。
その良い歯医者さんの見分け方は以下のとおりです。
施術するときの声掛け
上手い歯医者さんは丁寧に「失礼します。」といって患者さんに口を開けることを促してくれます。
下手な歯医者さんは「口を開けてください。」と言います。
声掛けで治療が上手いか下手かが必ず決まるわけではありません。
しかし患者さんに対する気持ちや姿勢を感じとることができる、ひとつの判断基準になります。
歯の治療の仕方
上手い歯医者さんは歯石・歯垢をとるときにおそるおそる、丁寧に歯を扱います。
下手な歯医者さんは歯石・歯垢をとるときに力を入れて歯をガリガリと削ります。
歯をガリガリ削られると実際に痛みを伴います。
また歯に力をかけすぎると負担がかかって、後でしばらくの間、歯や歯茎に軽い痛みが残ります。
時間とともに痛みはなくなり回復はしますが、歯はデリケートなので不要な負担はかけないほうがいいです。
水が出る機械の扱い方
口内や歯の治療をするときに霧状の水を出す機械があります。
良い歯医者さんは機械の扱いが上手で、不快に感じることはありません。
下手な歯医者さんは霧状の水をくちびるや口のまわりに吹きかけることがあります。
水なので影響はありませんが、気持ちいいのもではないです。
吸引する機械の扱い方
口内の水分や歯石などを吸引する機械があります。
良い歯医者さんは機械の扱いが適切です。
無駄な動きがありません。
下手な歯医者さんはくちびるや口内のほほの肉を機械で吸引します。
そうすると少し痛いし、不快感もあります。
歯の並び順に施術をしない
上手い歯医者さんは奥や中央を始点として、順番に治療をします。
下手な歯医者さんは順番がばらばらで治療をします。
真ん中をやって、奥をやって、また真ん中に戻ったりします。
歯がひととおり治療されれば、いいといえばいいのですが、規則正しい順番で治療してもらったほうが安心感があります。
下手な歯医者さんにあたったときの対処方法
「次回から担当者を変えてもらう」これ一択です。
今回のところは我慢するしかありません。
しかしどうしても痛みなど我慢できないときは、これ以上耐えられないことを伝えて治療を中断してもらいましょう。
「うるさい患者さんだ」と思われるかもしれませんが、自分の歯は自分で守る。
歯科医院に理解してもらえない場合は、他の歯科医院を探すといいです。
検索ワード「地名 歯医者 痛くない」などで探すと良い歯科医院が見つかりやすいです。
まとめ
上手い歯医者さんはこのふたつが器用です。
- 手先が器用
- 気遣いが器用
確率は低いですが、下手な歯医者さんにあたってしまった場合は次回から違う担当者に変えてもらうのが得策です。
歯科医院や相手に遠慮せずに伝えましょう。そのほうが歯科医院のためにもなります。
他の歯科医院を探すことも対処方法のひとつです。
自分の経験では約6年間で2回、下手な歯医者さんにあたってしまいました。
1回目は2年前、2回目はごく最近です。その経験からお伝えしました。
ご参考までに。最後まで見て頂いてありがとうございました。