Mリーグ2020レギュラーシーズンは31日目。
今年も8チームが優勝を目指して、心・技・体を競います。
前回は渋谷アベマズが勝利。
白鳥翔選手が親でチャンスをものにしてトップを獲得しました。
それでは、今回の結果です。
Mリーグ結果 31日目(11月26日)
Mリーグ2020レギュラーシーズン、今回の対戦は次の4チームです。
チーム名 | チームpt | 順位 |
---|---|---|
EX風林火山 | +274.0 | 1位 |
渋谷アベマズ | +198.7 | 3位 |
ユーネクストパイレーツ | ▲106.4 | 5位 |
セガサミーフェニックス | ▲218.9 | 8位 |
そして実況・解説はこちらのおふたり。
おなじみのコンビとなった日吉辰哉プロ・土田浩翔プロによる、かけ合いにも期待です。
実況 : 日吉辰哉
解説 : 土田浩翔
(青字は”カドカワサクラナイツ推し”の私の感想です)
第1試合 東場
東場は、静かな出だしでスタート。
そこからセガサミーフェニックスの近藤選手が高打点をくり出します。
局-本場 | 備考 | 東家 | 南家 | 西家 | 北家 |
---|---|---|---|---|---|
- | チーム | 風林火 | アベマ | パイレ | フェニ |
- | 選手名 | 滝沢 和典 | 松本 吉弘 | 瑞原 明奈 | 近藤 誠一 |
- | 持ち点 | 25000 | 25000 | 25000 | 25000 |
東1 | 流局 リーチ | ▲1000 | ▲1000 | 3000 ▲1000 | ▲1000 |
東2-1 | ロン 本場 供託 リーチ | ▲1300 ▲300 ▲1000 | 1300 300 2000 | ||
東3 | 流局 リーチ | ▲1000 | ▲1000 | 3000 ▲1000 | ▲1000 |
東3-1 | ツモ 本場 供託 リーチ | ▲2000 ▲100 | ▲2000 ▲100 ▲1000 | ▲4000 ▲100 | 8000 300 2000 |
東4 | ロン | ▲12000 | 12000 | ||
東4-1 | ツモ 本場 供託 リーチ | ▲3000 ▲100 | 12000 300 1000 ▲1000 | ▲3000 ▲100 | ▲6000 ▲100 |
南入 | 持ち点 | 5800 | 29600 | 25400 | 39200 |
東1局、ユーネクストパイレーツの瑞原明奈選手が7巡目の先制リーチ。
他3選手は手が入らず、アガリも出ずに流局。ひとりテンパイの親流れ。
(瑞原選手、両面まち先制リーチがアガれなかったのは微妙か)
東2局1本場、セガサミーフェニックスの近藤選手がひとつ鳴いてテンパイ。
そこに渋谷アベマズの松本吉弘選手が親リーチを打つ。
終盤、瑞原選手に役なしながらテンパイが入る。
結果は瑞原選手が河底ロン、1300のアガリで親リーチをかわすのに成功。
(流局と思いきや、意外なアガリが出た)
流局をはさんで東3局1本場、近藤選手がふたつ鳴いてホンイツのテンパイ。
そこに松本選手が3面まちのリーチにいく。
この勝負は近藤選手に軍配。2000・4000のアガリで、まずは持ち点3万点超え。
(このペン三索のツモアガリは嬉しい)
東4局、親の近藤選手がひとつ鳴いて満貫テンパイ。
この手にEX風林火山の滝沢和典選手が放銃、近藤選手が満貫のアガリでリードを広げる。
(滝沢選手、これはテンパイが速すぎるので放銃はやむなし)
東4局1本場、松本選手が先手をとってリーチにいく。
これを高めでツモアガリ。3000・6000のアガリで2着に浮上して南場へ。
(松本選手、今月の好調ぶりが出ているなあ)
第1試合 南場
南場は、近藤選手が加点を積み重ねる展開。
オーラスは2着争いに注目が集まります。
局-本場 | 備考 | 東家 | 南家 | 西家 | 北家 |
---|---|---|---|---|---|
- | チーム | 風林火 | アベマ | パイレ | フェニ |
- | 選手名 | 滝沢 和典 | 松本 吉弘 | 瑞原 明奈 | 近藤 誠一 |
- | 持ち点 | 5800 | 29600 | 25400 | 39200 |
南1 | 流局 リーチ | ▲1000 | ▲1000 | ▲1000 | 3000 ▲1000 |
南2-1 | ロン 本場 供託 | ▲8000 ▲300 | 8000 300 1000 | ||
南3 | ロン | ▲1000 | 1000 | ||
南4 | ロン 供託 リーチ | 3900 1000 | ▲1000 | ▲3900 | |
終了 | 持ち点 | 400 | 28600 | 23400 | 47600 |
流局をはさんで南2局1本場、親の松本選手が中をポンしてテンパイ。
そこに近藤選手が満貫のテンパイ、ダマテンで静かに狙う。
結果は滝沢選手が放銃、近藤選手が満貫のアガリで持ち点は5万点超えに。
(近藤選手がテンポよく5万点を超えてきた)
南3局、近藤選手がふたつ鳴いてテンパイをいれる。
そしてすぐに近藤選手が1000のアガリをきめる、圧倒的優位な状況でオーラスへ。
(ここで軽い手が入ると本当にやりやすいし、勝ちやすい)
南4局、瑞原選手が2着逆点を狙ってリーチにいく。
滝沢選手がひとつポンしてテンパイ、さらに近藤選手も南をポンしてテンパイ。
3人の勝負の結果は近藤選手が放銃、滝沢選手が3900のアガリで素点を回復。
これで試合に決着、近藤選手がトップを獲得しています。
(滝沢選手、この試合苦しかったけど、次につながるといいな)
第1試合 結果
第1試合は、近藤選手が中盤から好調にアガリを重ねてトップを獲得。
跳満をきめた松本選手が2着に入っています。
着順 | チーム名 | 選手名 | 獲得pt | チームpt |
---|---|---|---|---|
1着 | セガサミー フェニックス | 近藤誠一 | +67.6 | ▲151.3 |
2着 | 渋谷アベマズ | 松本吉弘 | +8.6 | +207.3 |
3着 | ユーネクスト パイレーツ | 瑞原明奈 | ▲16.6 | ▲123.0 |
4着 | EX風林火山 | 滝沢和典 | ▲59.6 | +214.4 |
第2試合 東場
東場は、EX風林火山の二階堂亜樹選手が先行。
それを渋谷アベマズの多井隆晴選手が追いかけます。
局-本場 | 備考 | 東家 | 南家 | 西家 | 北家 |
---|---|---|---|---|---|
- | チーム | パイレ | フェニ | 風林火 | アベマ |
- | 選手名 | 朝倉 康心 | 近藤 誠一 | 二階堂 亜樹 | 多井 隆晴 |
- | 持ち点 | 25000 | 25000 | 25000 | 25000 |
東1 | 流局 リーチ | 1500 ▲1000 | 1500 ▲1000 | ▲1500 | ▲1500 |
東1-1 | ツモ 本場 供託 | ▲4000 ▲100 | ▲2000 ▲100 | 8000 300 2000 | ▲2000 ▲100 |
東2 | ロン 供託 リーチ | ▲1000 | ▲8000 | 8000 2000 ▲1000 | |
東3 | ロン 供託 リーチ | 2600 1000 ▲1000 | ▲2600 | ||
東4 | 流局 リーチ | ▲1000 | 3000 ▲1000 | ▲1000 | ▲1000 |
南入 | 持ち点 | 22000 | 14800 | 32800 | 29400 |
東1局、ユーネクストパイレーツの朝倉康心選手が親のダブルリーチ。
そこにセガサミーフェニックスの近藤選手が追っかけリーチにいく。
結果はアガリが出ず、ふたりテンパイの流局に。
(ダブルリーチだけど、カン七萬まちは流局もしかたないか)
東1局1本場、EX風林火山の二階堂亜樹選手がひとつ鳴いてホンイツのテンパイ。
これをスッとツモアガリ。亜樹選手が2000・4000の先取点をあげる。
(先手をとって、そのままアガれるのは嬉しい)
東2局、親の近藤選手が先制テンパイ、愚形まちをダマテンに。
そこに終盤、朝倉選手が追っかけリーチを打つ。
さらに渋谷アベマズの多井隆晴選手もリーチにいく。
結果は近藤選手が勝負して放銃、多井選手が満貫のアガリをきめる。
(近藤選手、通ればテンパイ連荘だから放銃もやむなし)
東3局、朝倉選手が6巡目の先制リーチ。
四暗刻の一向聴から押した近藤選手が放銃、朝倉選手が裏ドラのらず2600のアガリ。
(近藤選手の点棒状況なら、役満が見えたら押したくなる)
東4局、捨て牌3段目の終盤に、近藤選手がリーチを打つ。
ぐるっと1巡してアガリは出ずに流局。近藤選手のひとりテンパイで親流れで南場へ。
(近藤選手が残り1巡でのリーチ実らず。ラス目だから勝負勝負)
第2試合 南場
南場は、亜樹選手が大きな倍満をアガってリードを広げる。
終盤には多井選手がトップを追いかけます。
局-本場 | 備考 | 東家 | 南家 | 西家 | 北家 |
---|---|---|---|---|---|
- | チーム | パイレ | フェニ | 風林火 | アベマ |
- | 選手名 | 朝倉 康心 | 近藤 誠一 | 二階堂 亜樹 | 多井 隆晴 |
- | 持ち点 | 22000 | 14800 | 32800 | 29400 |
南1-1 | ロン 本場 供託 リーチ | ▲3900 ▲300 | 3900 300 2000 ▲1000 | ||
南2 | ツモ 供託 リーチ | ▲4000 | ▲8000 | 16000 1000 ▲1000 | ▲4000 |
南3 | ロン 供託 リーチ | ▲1000 | 8000 3000 ▲1000 | ▲8000 ▲1000 | |
南4 | ロン | ▲2900 | 2900 | ||
南4-1 | ロン 本場 供託 リーチ | ▲3900 ▲300 | 3900 300 1000 ▲1000 | ||
南4-2 | ツモ 本場 供託 リーチ | ▲6000 ▲200 | ▲6000 ▲200 | ▲6000 ▲200 | 18000 600 1000 ▲1000 |
南4-3 | 流局 供託 リーチ | 1500 ▲1000 | ▲1500 | 1500 ▲1000 | ▲1500 2000 |
終了 | 持ち点 | 2900 | 11400 | 34100 | 51600 |
南1局、ラス目の近藤選手が先手をとって4巡目リーチ。
結果は親の朝倉選手が押して放銃、近藤選手が裏ドラ1枚で3900のアガリ。
(裏ドラ1枚で点数が倍増の嬉しさよ)
南2局、亜樹選手が先手をとってチートイツドラ2のリーチにいく。
これをスパッとツモアガリ。裏ドラのって亜樹選手が倍満きめて、リードを広げる。
(リーヅモ・チートイ・オモオモ・ウラウラはみんなのあこがれ!)
南3局、朝倉選手が6巡目の先制リーチ。そこに近藤選手が追っかけリーチを打つ。
さらにトップ目で親の亜樹選手がリーチにいく。
このめくり合いは亜樹選手が放銃、近藤選手が満貫のアガリで3着浮上。
(余裕があるトップ目の亜樹選手が、迷わず3軒目のリーチにいったのが印象的)
南4局、親の多井選手がひとつチーして先制テンパイ。
この手に近藤選手が放銃、多井選手が2900で親の連荘。
(オーラスの多井選手はこわいこわい)
南4局1本場、2着目で親の多井選手が7巡目の先制リーチを打つ。
まっすぐ押した朝倉選手が放銃、多井選手が3900のアガリでトップを追う。
(多井選手、リーチのみからの裏ドラ1枚が大きい)
南4局2本場、親の多井選手がトップ逆転を狙ってリーチを打つ。
これを高めのドラでツモアガリ。裏ドラものり、多井選手が6000オールでトップ逆転。
(欲しいところで欲しいアガリがでるのが、多井選手の強さ)
南4局3本場、2着目の亜樹選手が再逆転を狙ってリーチにいく。
終盤にラス目の朝倉選手が打点に不満も、追っかけリーチを打つ。
結果は流局して親流れで決着。多井選手が見事に逆転トップをきめる。
(多井選手がオーラス追い込みからの、跳満の一撃がすごかった)
第2試合 結果
第2試合は、多井選手が逆転でトップを獲得。
オーラスに3連続のアガリで、一気のまくりで勝利しています。
着順 | チーム名 | 選手名 | 獲得pt | チームpt |
---|---|---|---|---|
1着 | 渋谷アベマズ | 多井隆晴 | +71.6 | +278.9 |
2着 | EX風林火山 | 二階堂亜樹 | +14.1 | +228.5 |
3着 | セガサミー フェニックス | 近藤誠一 | ▲28.6 | ▲179.9 |
4着 | ユーネクスト パイレーツ | 朝倉康心 | ▲57.1 | ▲180.1 |
Mリーグ成績 31日目(11月26日)
今回の試合後のチーム成績です。
順位 | チーム名 | チームpt | 前回比 | 試合数 |
---|---|---|---|---|
1位 | 渋谷アベマズ | +278.9 | +80.2 | 32 |
2位 | 赤坂ドリブンズ | +269.8 | - | 30 |
3位 | EX風林火山 | +228.5 | ▲45.5 | 32 |
4位 | コナミ 麻雀格闘倶楽部 | ▲29.1 | - | 30 |
5位 | カドカワ サクラナイツ | ▲176.1 | - | 30 |
6位 | セガサミー フェニックス | ▲179.9 | +39.0 | 32 |
7位 | ユーネクスト パイレーツ | ▲180.1 | ▲73.7 | 32 |
8位 | チーム雷電 | ▲212.0 | - | 30 |
本日は渋谷アベマズが勝利。
多井隆晴選手が勝負どころを制してトップを獲得。
ここ一番の局面での、勝負強さをみせつけました。
次回も熱戦が期待されます。楽しみですね。
ここまで見ていただき、ありがとうございました。