五十日(ごとおび・ごとうび)とはどんな日?渋滞する?銀行混む?

五十日(ごとおび)とはどんな日画像

五十日とは暦やカレンダーに関する言葉です。五十日を知ることで渋滞や銀行の混雑などを避けて、時間の浪費を防げることがあります。

五十日は覚えやすいので一度知っておけばいつでも思い出すことができます。

簡単で、しかも役に立つので知っておいて損がない知識です。

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五十日とは

五十日とはどのような日なのか。Wikipedia(ウィキペディア)によると以下のように説明されてます。

五十日(ごとおび)とは、毎月5日・10日・15日・20日・25日と、30日または月末日のことである。

つまり、日の一の位が5か0の日である。

ただし30日は例外で、旧暦ではその月の長さに関わらず月末日(小の月では29日、大の月では30日)を充てる。

新暦でも小の月(30日以下の月)では月末日だが、大の月(31日の月)では30日とすることと月末日の31日とすることがある。

出典:Wikipedia

毎月5の倍数の日と月末日が五十日と呼ばれる日にあたります。

五十日の読み方は「ごとおび」「ごとうび」とも浸透しているようです。

この五十日には特徴的なことが起こる場合があるため、注目されることがあります。

五十日は渋滞がおきやすい?

ではなぜ五十日が注目されるのか。

それは日本ならではの慣習によるところが大きいと言われてます。

その日本の「五十日の慣習」について、Wikipedia(ウィキペディア)によると以下のように説明されてます。

日本ではこれらの日に決済を行う企業が多い。

これを五十払いという。給与や賞与が日払いでない場合の支払日も、ほとんどの企業で五十日である。

そのため、金融機関の窓口が混みあったり、企業の営業車により道路が渋滞したりすると言われるが、首都高速道路では道路が混みあうのは毎月25日くらいであり、その他の日は顕著な混雑は見られない。

証券市場でも五十日はアメリカドルなどの外貨買いの需要が高くなり、仲値が高めになる傾向がある。

出典:Wikipedia

企業の決済や給料の支払日を五十日に行う会社が多いという、日本ならではの慣習があります。

その慣習によって銀行の混雑や道路の渋滞が発生することがあります。

企業間の決済日や給料の支払日は、お金の移動や現金の引き出しなどに伴い、銀行に行く必要があるケースも多くあります。

そのため銀行が混雑しやすくなります。

五十日に銀行が混雑する主な理由にはこれらがあげられます。

五十日に銀行が混雑する理由
  • 給料の支払日
  • 年金の支払日
  • 企業間支払の決済日
  • 各種利用料金等の支払日

道路の混雑については「首都高速道路では道路が混みあうのは毎月25日くらいであり、その他の日は顕著な混雑は見られない」とあります。

しかし一般道の市街地を中心に、五十日に渋滞の傾向が見られる場合があります。

特に雨天や週末といった自動車の交通量が増える要因と重なると渋滞の傾向が顕著になることがあります。

五十日に渋滞がおきやすい主な理由にはこれらがあげられます。

五十日に渋滞がおきやすい理由
  • 給料・決済の支払日で人の移動が増える
  • 経済活動が活発になり人の移動が増える
  • 会社の売上の締日で営業車の移動が増える
  • バス乗降やタクシーの交通量が増える

またその他にアメリカドルなどの外貨買いが五十日に増える傾向があり、為替相場に影響を与える場合があります。

そのため為替やFXのトレーダーから五十日が注視されてます。

五十日の渋滞や混雑を避ける方法

五十日の渋滞や銀行の混雑を避けるためには「渋滞や混雑の発生を前提として事前に行動して用事をすませる」ことが渋滞や混雑を避ける方法です。

五十日の渋滞や銀行の混雑は日本の慣習によって引き起こされる部分があるため、発生させないことは難しいです。

会社や人の経済活動が活発になるという日本全体で起こる出来事のため、これらをコントロールすることはできません。

そのため「渋滞や銀行の混雑は起こるもの」と考えて、五十日よりも前の日に計画的に行動することを心がけます。

それにより、五十日の当日は渋滞や混雑を避けることができるようにしておきます。

五十日の中でも特に「月末日」は渋滞と銀行の混雑の原因が重なる日で、銀行の混雑や移動の際には予想以上に待ち時間をとられることがあります。

どうしても必要な場合を除いて、五十日や月末日よりも前の日に必要な用事は済ませておくことが大切です。

五十日と似て違うもの「五十日祭」

五十日と似ているが違うものに「五十日祭」があるのでふれておきます。

五十日祭は日本固有の宗教「神道」の葬儀である神葬祭(しんそうさい)のうちの御霊祭のひとつです。

御霊祭についてはWikipedia(ウィキペディア)によると以下のように説明されてます。

十日祭、二十日祭、三十日祭、四十日祭、五十日祭、百日祭、一年祭と続く。

仏式でいう初七日が十日祭、四十九日が五十日祭に当たる。

地域や葬儀を行う神職によっても異なるが、二十日祭、三十日祭、四十日祭は省略する場合もある。

なお、一年祭以降は、三年祭、五年祭、十年祭と続き、以降5年毎に御霊祭を行う。

出典:Wikipedia

五十日祭は神道の葬儀の流れのひとつで、仏教でいう「四十九日」の供養にあたるものです。

そのため五十日との関連はありません。

まとめ

五十日とはどのような日なのかを説明しました。

また五十日に渋滞や銀行が混雑する理由を解説して、それを避ける方法を紹介しました。

五十日について知っておくことで渋滞や混雑が起こる理由を知り、五十日を避けて行動することでその影響を受けづらくなります。

そして渋滞や混雑による待ち時間で時間を浪費したり精神的にイライラすることを避けられます。

五十日は簡単で役に立つ知識なので、知っておいて損はありません。

日々の生活の参考になれば幸いです。最後まで見ていただき、ありがとうございました。